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丸の内アートウィークス 2008
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ダイアローグ in アート

開催概要

目まぐるしく変わりゆく現代社会と、それにともなって多様に展開するアート。アートフェア東京では、時代の最先端をゆく専門家や文化人を招いて、フェア会期中にトーク・シリーズを継続的に開催しています。今年は「国際展」や「アジアのアートマーケット」、「アートと建築」などの動きをとおしてアートの今を様々な視点で語り合い、日本全国へ、そしてアジアへとメッセージを伝えます。

会 期   : 2008年4月4日(金)~2008年4月6日(日)  
会 場   : 東京国際フォーラム地下2階 セミナールーム
定 員   : 100名 (整理券の番号順に入場)
主 催   : アートフェア東京実行委員会

参加方法 : 各トーク開始時間の2時間前から整理券を配布いたします。
         配布場所は、東京国際フォーラム 地下2階セミナールーム前です。


*プログラムの内容は、都合により変更する場合もありますので予めご了承ください。


【プログラム】
1. 国際展: 「アジアの国際展、次の10年へ」 (逐次通訳あり)

2. 「グローバル化するアジアのアートマーケット ―ヘルシーなマーケットの創造に向けて」 (英 - 日同時通訳あり)

3. アートと建築: 「建築はアートをどう変える?」

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1: 「アジアの国際展、次の10年へ」 (逐次通訳あり)

2008年4月 4日(金) 18:30-20:30 (開場:18:15)

アジアを代表する国際展のディレクターを迎えアジアのアートのこれからについて話し合います。1990年代以降、世界のアート界は「国際展の時代」を迎えました。2000年代に入り、その波にさまざまな変化が見られます。今年、アジア・パシフィック地域では、シドニービエンナーレ(オーストラリア)を初め、光州ビエンナーレ(韓国)、上海ビエンナーレ(中国)、シンガポールビエンナーレ(シンガポール)、横浜トリエンナーレ、台北ビエンナーレ(台湾)、南京トリエンナーレ(中国)などが次々と開催されます。国際展に先導されてこれからますます面白くなるアジアと、アジアで国際展を行うことの意味について、アジアの国際展に関わるキュレーターが集い語り合います。アジアのアートの未来史に耳を傾けてみましょう。


ゲスト・スピーカー
南條史生     Fumio Nanjo (シンガポールビエンナーレ 2008 アーティスティック・ディレクター、森美術館館長)
キム・ヒュンジン HyunJin Kim (第7回光州ビエンナーレ2008 キュレーター)
住友文彦     Fumihiko Sumitomo (第3回南京トリエンナーレ キュレーター、東京都現代美術館学芸員)

モデレーター
杉田敦      Atsushi Sugita    (美術批評家)


南條史生  Fumio Nanjo
1949年東京生まれ。森美術館館長。慶應義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金等を経て、2002年より森美術館副館長、昨年11月館長に就任。過去にヴェニスビエンナーレ日本館(1997)及び台北ビエンナーレ(1998)コミッショナー、横浜トリエンナーレ(2001)、シンガポールビエンナーレ(2006)のアートディレクター等を歴任。CIMAM(国際美術館会議)理事。AICA(国際美術評論家連盟)会員。慶應義塾大学非常勤講師。


キム・ヒュンジン  HyunJin Kim
韓国生まれ。第7回光州ビエンナーレ2008 キュレーター。様々なアート関連施設を経て、現在、桂園造形芸術大学の Gallery27でアソシエイト・キュレーターを務める。これまでに『Reality Bites01』 (2002)、『Ten Years, Please』(2007)ほか、多数の展覧会を企画。また、執筆活動も精力的に行う。主な著書に『Sadong 30』 (2007)、『Semiotic Intervention and its Performative Contingency』(2007)などがある。


住友文彦  Fumihiko Sumitomo
1971年生まれ。東京都現代美術館学芸員/NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ(AIT)。「アート&テクノロジーの過去と未来」展(NTTインターコミュニケーション・センター /ICC、2005 年)、「Rapt!: 20 comteporary artists from Japan」展(共同企画、主催:国際交流基金、2006年 オーストラリア)などを企画。共著に、「身体の贈与」『表象のディスクール6 創造』(東京大学出版会、2000年)、「映像の中へ」『21世紀の出会い―共鳴、ここ・から』(金沢21世紀美術館、淡交社、2004年)、「複雑で便利な時代と見えなくなるアート」『21世紀における芸術の役割』(未来社、2006年)などがある。


モデレーター

杉田敦  Atsushi Sugita
美術批評家。女子美術大学大学院、芸術学部、准教授。オルタナティヴ・スペース、art & river bank ディレクター。著書に『メカノ』(青弓社)、『リヒター、グールド、ベルンハルト』(みすず書房)、『白い街へ』(彩流社)、『ナノ・ソート……現代美学、あるいは現代美術で考察するということ』(彩流社)など、展覧会論文に「存在としての光」(James Turrell展、水戸芸術館)などがある。


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2: 「グローバル化するアジアのアートマーケット
―ヘルシーなマーケットの創造に向けて」 (英?日同時通訳あり)

2008年4月5日(土) 14:00-16:00 (開場:13:45)

ここ数年、アジアアートのマーケット、特に中国アートのマーケットが拡大しています。欧米やアジア各国の画廊の中国進出も著しく、グローバル化するマーケットを背景にアジアのアートシーンは大きく変わりつつあります。プライマリーやセカンダリー・マーケット、アジアのアーティストについて、さらに今後のアジアのアートマーケットの行方について、アジアにおける健全なアートマーケットはどうあるべきか、よりよいマーケットの創造について、スペシャリストが議論します。

ゲスト・スピーカー
張嘉珍       Vinci Chang  (クリスティーズ香港 20世紀中国美術・アジア現代美術部門 販売責任者)
潘広宜       Kwanyi Pan  (月刊誌 ArtCo 東北アジア現代美術担当記者) 
尹在甲       Chea Gab Yun  (アラリオ・ギャラリー エグゼクティブ・ディレクター)
フィリップ・ティナリ Philip Tinari  (美術評論家、ライター、キュレーター、Art Basel 中国アドバイザー)
三潴末雄      Sueo Mitsuma  (ミヅマアートギャラリー代表)

モデレーター
辛美沙       Misa Shin  (アートフェア東京エグゼクティブ・ディレクター)

共同主催
典蔵雑誌社    Art&Collection Group Ltd.

企画
潘広宜       Kwanyi Pan


張嘉珍 Vinci Chang
台湾生まれ。クリスティーズ香港 20世紀中国美術・アジア現代美術部門 販売責任者。 カナダ・コンコーディア大学芸術学部卒。1997年にクリスティーズ、20世紀中国美術部門入社。以来、香港における同社の中国近現代美術およびアジア現代美術部門の業績拡大に貢献。中国現代美術の逸品を揃えた國巨基金コレクションも積極的に扱う。


潘 広宜  Kwanyi Pan
韓国生まれ。月刊誌 ArtCo 東北アジア現代美術担当記者。現在は台湾典蔵雑誌東北アジアの現代美術スペシャリスト、北京駐在員を担当。アートライター兼キュレーターとして活躍。慶応義塾大学美学美術史学科卒、英国ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ クリエイティブ・キュレーティング修士課程修了。ニューヨークPS1アートセンター やナンジョウアンドアソシエイツにもアシスタントとして携わる。


尹在甲  Chea Gab Yun
韓国生まれ。アラリオ・ギャラリー(北京・チョナン・ニューヨーク・ソウル) エグゼクティブ・ディレクター。韓国・ホンデイック大学で芸術学を、中国・北京中央美術学院で近現代中国美術史を、インド・Targore 大学大学院でインド美術史を学ぶ。インチョン大学客員教授、オルタナテイブスペース・ループ ディレクター等を歴任。中国、インド、日本、韓国、オランダ、アメリカなどで現代美術の展覧会を数多く企画。


フィリップ・ティナリ  Philip Tinari
北京在住。中国現代美術を扱うライター、キュレーターとして活躍。2007年よりアート・バーゼル 中国美術アドバイザーも務める。主な著書に『Artists in China』(2007)がある。また、「アート・フォーラム」誌や「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」に中国の現代美術に関する記事を寄稿するほか、グッゲンハイム美術館やサンフランシスコ近代美術館などの展覧会カタログ制作にも携わる。


三潴末雄  Sueo Mitsuma
東京生まれ。ミヅマアートギャラリー代表。1980年代からギャラリー活動を開始、94年ミヅマアートギャラリーを青山に開廊。現在は中目黒にてミヅマアートギャラリー及びミヅマ・アクションの活動を行っている。日本、アジアの若手作家を中心にその育成、発掘、紹介をし続けている。2000年からその活動の幅を海外に拡げ、ARCO(Madrid), Armory Show (New York), Frieze (London), FIAC (Paris), Basel Miami (Miami)等の海外アートフェアに積極的に参加。


モデレーター

辛美沙  Misa Shin
アートフェア東京 エグゼクティブ・ディレクター、Misa Shin & Co.代表。インヴィジブルな価値がヴィジブルに成立するためのマネジメントを専門とするアートインプレザリオ。1990-99年NYで画廊の運営、アートのPR&ファンドレイジングに関わる。99年、拠点を東京に移し、アーティスト・イン・レジデンスの運営、森美術館等を経て現職。


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3: アートと建築 「建築はアートをどう変える?」

2008年4月6日(日) 14:00-16:00 (開場:13:45)

美術館の建築から、アートの行方を占います。2004年開館の金沢21世紀美術館や2006年開館の青森県立美術館、またこの4月に開館する十和田市現代美術館など、斬新なアイデアやデザインによる美術館建設ラッシュを見ると、「アートは美術館から変わる」ことを想像することができます。「市民への開放」や「アーティストと市民の交流」、また「多様化するアートの受容と発信」などのテーマを具体化する美術館建築の実践と、変化するアートについて考えます。作品を収集・保存・展示といった美術館本来の役割や考え方から一歩脱け出し、人々がさまざまな方法でアートに関わったりアートを考えたりする場づくりから、アートをもう一度眺めてみましょう。このトークでは、建築家やアーティスト、また建築評論家の方々を迎え、新しいコンセプトの建築とアートのこれからについて話し合います。


ゲスト・スピーカー
川俣正    Tadashi Kawamata (美術家)
石上純也   Junya Ishigami (建築家、アーティスト)

モデレーター
五十嵐太郎 Taro Igarashi (建築評論家)


(C) www.leovanderkleij.com
川俣 正  Tadashi Kawamata
1953年北海道生まれ。美術家。東京藝術大学博士課程満期退学。77年より発表活動を始め、第40回ヴェネツィア・ビエンナーレ('82)、ドクメンタ8 ('87)、第19回サンパウロ国際ビエンナーレ('87)、ドクメンタ9('92)、第2回リヨン現代美術ビエンナーレ('93)、国際連合50周年記念展('95ジュネーヴ)、ミュンスター彫刻プロジェクト('97)、第11回シドニー・ビエンナーレ('98)、越後妻有アートトリエンナーレ(2000-)、第4回上海ビエンナーレ('02)、釜山ビエンナーレ('02)、ヴァレンシア・ビエンナーレ('03)など、国内外で多数のプロジェクトや展覧会に参加・発表している。2005年横浜トリエンナーレ・総合ディレクター。1999年4月-2005年3月東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授を経て、パリ国立高等美術学校教授。


石上純也  Junya Ishigami
1974年神奈川県生まれ。建築家。アーティスト。妹島和世建築設計事務所勤務を経て、2004年、石上純也建築設計事務所設立。主な作品は「LEXUS L-finesse」展のインスタレーション(2005)、「四角いふうせん」(2007)、「神奈川工科大学KAIT工房」、「yohji yamamoto gansvoort」ほか。現在進行中のプロジェクトに「t project」等がある。2008年秋に開催される第11回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展の日本館に出展予定。



モデレーター

五十嵐太郎  Taro Igarashi
1967年パリ生まれ。建築評論家。東京大学工学系大学院修了。博士(工学)。東北大学准教授。東京藝術大学および多摩美術大学非常勤講師。著書に『終わりの建築/始まりの建築』(講談社)、 『新編 新宗教と巨大建築』(筑摩書房)など。編著に『READINGS: 1建築の書物/都市の書物』、『20世紀建築研究』(INAX出版)、共著に『磯崎新の建築談義』(六耀社)など。ギャラリー間「空間から状況へ」展を監修。ウェブサイト「cybermetric」で活動の軌跡を公開している。第11回ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展(2008)日本館コミッショナー。

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