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瀬戸内地域のアートシーン vol.2 「ギャラリーアルテ(香川県)」

ギャラリーアルテ 外観

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館から歩いて約5分。瀬戸内のアートシーンを知るもう一つの場所が市内にある。
JR丸亀駅内に併設したギャラリーとして2000年3月に「ギャラリーアルテ」を開廊し、2回の移転を経て、2007年11月より「アルテ・アロッターヴァ・アルタ」としてアートの複合施設をオープンした。オーナーである梅谷幾代氏は、その経営だけではなく、瀬戸内地域の文化交流を主とした「瀬戸内アートウェーブ」という団体でアーティストを対象としたレジデンス・プログラムを行うなど、地域に根ざした活動をしている。今回は、梅谷氏が関わっている新しくオープンしたスペースとレジデンス・プログラムという二つの活動をとおして瀬戸内のアートシーンに迫ってみることにした。

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瀬戸内地域のアートシーン vol.1 「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(香川県)」

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 外観 JR丸亀駅前に位置する

今、瀬戸内地域のアートが面白くなりつつある。というのも、2010年に瀬戸内国際芸術祭が開催されるということが、今年の春に発表されたからだ。このアートのイベントは、地中美術館やベネッセ直島コンテンポラリーなどがある直島や大島(香川県)、犬島(岡山県)などを含む瀬戸内海の8つの島を繋いで行われるものらしい。アートカフェ編集部は、いち早くその情報をキャッチし、今の瀬戸内地域のアート事情を知るために、残暑厳しい岡山市と、讃岐うどんで知られる香川県の丸亀市を結ぶ地域を訪れた。

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マイアミレポート1

Miami Beach, Florida ©Art Basel Miami Beach

 毎年12月初旬に開催される国際アートフェア「アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ(ABMB)」は、スイスの「アート・バーゼル」のアメリカ版として2002年から始まった。まだ若い。が、集客率もアート界のトピックとしてもいまやダントツの地位を誇る。私は2003年の第2回から毎年訪れているが、昨年あたりからフェア会場も関連イベントも超過密状態となった。「もはやこれまで」と思っていたのだが、旧知の関ひろ子さんがやって来ると聞いて、急遽ニューヨークから合流することにした。

 ひろ子さんは、「アートフェア東京」の広報担当だ。「マイアミはすごいよ。こんなとこ、見ておいた方がいいよ」と先輩風を吹かしたい気持ちもあったが、私自身、考えてみたかったのだ。マイアミのフェアは何か違う、たぶんいま、ロンドンよりベルリンより、コンサバなニューヨークより、はたまた各地のビエンナーレより、一番ワクワク面白いのはここだ。でもなぜ? なんでマイアミが? なんでこんなに活気づいたの? こうした質問に答えていけば、マイアミ・バーゼルの特徴や、都市とアートの関係や、アートシーンの行く末(ここ10年のことですが)がおのずと見えてくる。

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マイアミレポート2

ルベル・ファミリー・コレクション 会場 ©Hiroko Seki

 いま、私たちがマイアミを訪れて、今日はルベル・ファミリーのコレクションだ、明日はエラ・シスネーロスの新しい美術館のオープニングだと、フェアの見学もそこそこに駆け巡る個人コレクションの存在は、5年前、ニューヨークのアート界ですら、知る人は少なかった。自分の画廊の若い作家の写真作品を積極的に買っていく人が、実はマルグリス・コレクションの主だったのかと、あとでびっくりする画廊主もいたほどだ。

 ともあれ、ケラーはこの地元コレクターに注目した。地元コレクターたちは、予想以上の展開を見せた。中でも、ベネズエラ出身のシスネーロス財閥の一人、エラ・シスネーロスは、2003年に「マイアミ・アート・セントラル(MAC)」を、2005年には「シスネーロス・フォンタナルス美術財団(CIFO)」を開館した。コレクションを見せるなら施設も作っちゃいましょうという、その気概も財力もすごいが、キュレーターを雇っての企画展もまた相当な質の高さである。例えば、MACの開館記念展「フロリディアン」は、タイトル通り、フロリダ在住の作家に焦点を当てたもの。ルイス・ギスパートやセルヒオ・ヴェーガら、いま注目の作家が早くも紹介される。今年のCIFO の企画展の一つ「ラテン・アメリカの抽象の現場」展は、まさに目から鱗だった。ロシア構成主義の直系にしてミニマル・アートの先駆ともいえる1940年代、50年代の作品が、いま、いよいよ新鮮に見える。

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アートフェアから目が離せない!

Art Basel

6月、梅雨空にさしかかる日本を後にし、ベストシーズンを向かえるフランスとドイツ国境に接するスイスの小都市、バーゼルにやってくると、今年もこ こ何年かコンスタントに活況づいているアートマーケットの盛り上がりを街中に感じることができる。バーゼル・ミルハウス空港に降り立った瞬間から街中にいたるまで、Art Baselのバナーやサインが、世界中からの訪問客を歓迎する。それは、Art Baselが世界のアートマーケットの本流を形成し、バーゼル市にとって非常に重要な産業となっていることを語っている。Art Baselをはじめとするアートフェアといわれるものは世界各都市で多数開催されているが、やはり王道を行くのはArt Baseであろう。

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