アートフェア東京
ホーム アートフェア東京とは ニュースメール お問合せ ENGLISH site
アートフェア東京2009 出展者 プレス イベント パートナー オンラインショップ ブログartcafe 東京リンク
ホーム > artcafe > 2006年12月
 
カテゴリ
www.flickr.com
This is a Flickr badge showing public photos and videos from ART FAIR TOKYO. Make your own badge here.
最近の記事
最近のコメント
バックナンバー
RSS
 

« 2006年11月 | メイン | 2007年1月 »

アートの楽しみ方 | 海外レポート|アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ 1|

Miami Beach, Florida ©Art Basel Miami Beach

 毎年12月初旬に開催される国際アートフェア「アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ(ABMB)」は、スイスの「アート・バーゼル」のアメリカ版として2002年から始まった。まだ若い。が、集客率もアート界のトピックとしてもいまやダントツの地位を誇る。私は2003年の第2回から毎年訪れているが、昨年あたりからフェア会場も関連イベントも超過密状態となった。「もはやこれまで」と思っていたのだが、旧知の関ひろ子さんがやって来ると聞いて、急遽ニューヨークから合流することにした。

 ひろ子さんは、「アートフェア東京」の広報担当だ。「マイアミはすごいよ。こんなとこ、見ておいた方がいいよ」と先輩風を吹かしたい気持ちもあったが、私自身、考えてみたかったのだ。マイアミのフェアは何か違う、たぶんいま、ロンドンよりベルリンより、コンサバなニューヨークより、はたまた各地のビエンナーレより、一番ワクワク面白いのはここだ。でもなぜ? なんでマイアミが? なんでこんなに活気づいたの? こうした質問に答えていけば、マイアミ・バーゼルの特徴や、都市とアートの関係や、アートシーンの行く末(ここ10年のことですが)がおのずと見えてくる。

続きを読む "海外レポート|アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ 1|" »

このページのTOPへ

アートの楽しみ方 | 海外レポート|アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ 2|

ルベル・ファミリー・コレクション 会場 ©Hiroko Seki

 いま、私たちがマイアミを訪れて、今日はルベル・ファミリーのコレクションだ、明日はエラ・シスネーロスの新しい美術館のオープニングだと、フェアの見学もそこそこに駆け巡る個人コレクションの存在は、5年前、ニューヨークのアート界ですら、知る人は少なかった。自分の画廊の若い作家の写真作品を積極的に買っていく人が、実はマルグリス・コレクションの主だったのかと、あとでびっくりする画廊主もいたほどだ。

 ともあれ、ケラーはこの地元コレクターに注目した。地元コレクターたちは、予想以上の展開を見せた。中でも、ベネズエラ出身のシスネーロス財閥の一人、エラ・シスネーロスは、2003年に「マイアミ・アート・セントラル(MAC)」を、2005年には「シスネーロス・フォンタナルス美術財団(CIFO)」を開館した。コレクションを見せるなら施設も作っちゃいましょうという、その気概も財力もすごいが、キュレーターを雇っての企画展もまた相当な質の高さである。例えば、MACの開館記念展「フロリディアン」は、タイトル通り、フロリダ在住の作家に焦点を当てたもの。ルイス・ギスパートやセルヒオ・ヴェーガら、いま注目の作家が早くも紹介される。今年のCIFO の企画展の一つ「ラテン・アメリカの抽象の現場」展は、まさに目から鱗だった。ロシア構成主義の直系にしてミニマル・アートの先駆ともいえる1940年代、50年代の作品が、いま、いよいよ新鮮に見える。

続きを読む "海外レポート|アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ 2|" »

このページのTOPへ